青森県平川市とパナソニックは、子育て支援および男女共同参画の推進に向けた実証実験に関する協定を締結したと発表した。

平川市とパナソニック、子育て支援および男女共同参画の推進に向けた実証実験に関する協定を締結

同協定は、「第2期平川市まち・ひと・しごと創生総合戦略」で定める「若者世代の希望がかなうまちづくり」の実現を目指し、若者世代が安心して子どもを育てられる環境づくりを目的としているとのことだ。

実証実験では、平川市民を対象に、パナソニックの卓上型食器洗い乾燥機「スリム食洗機」NP-TSP1を無償で貸与し、家事負担の軽減や男性の家事参加促進への影響を調査分析するという。スリム食洗機は本体奥行約34.1cmのコンパクト設計ながら、一度に約4人分の食器を洗浄できる容量を備えており、フライパンやまな板、包丁などの調理器具の洗浄にも対応する。また、分岐水栓の取り付け不要なタンク式のため、手軽に使用できるとしている。

実証実験の期間は2025年1月27日から2025年4月20日までとされており、これを通じて得られたデータを基に、平川市とパナソニックはさらなる子育て支援および家事シェア促進に関する新たな政策を検討していくとしている。