学情は、企業・団体の人事担当者を対象に「30代のキャリアチェンジ」について調査を実施し、結果を公表した。
(1)3社に1社の企業が30代のキャリアチェンジ転職を「受け入れている」と回答
30代のキャリアチェンジ転職について「受け入れている」と回答した企業が34.6%に上り、3社に1社の企業が30代のキャリアチェンジ転職を受け入れていることが明らかとなった。
また、「応募者ごとに受け入れ可否を判断している」は36.7%、「募集ポジションごとに受け入れ可否を判断している」は20.8%が続く結果に。
「受け入れていない」は7.9%で1割未満にとどまっており、応募者ごとや募集ポジションごとで受け入れ可否を判断するなど、各企業が臨機応変に対応していることがうかがえる。
(2)30代のキャリアチェンジを「評価する」と回答した企業が半数以上
30代のキャリアチェンジについて、「評価する」と回答した企業は27.3%。「どちらかと言えば評価する」25.9%を合わせると、半数以上の企業が「30代のキャリアチェンジを評価する」という結果に。
「新たな世界に飛び込もうとするチャレンジ精神や積極性を持っている方として高く評価する」「実際に多くの業界未経験者を採用しているが、その入社者が会社に大きく貢献してくれている」「異業種の経験者を採用することで自社に新たな風をもたらしてくれると思う」などの声が上がったとのことだ。
【調査概要】
調査期間:2024年10月17日~2024年10月31日
調査機関:株式会社学情
調査対象:企業・団体の人事担当者
有効回答数:645件
調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あり。
<参考>
学情『「30代のキャリアチェンジ」について』