Amazonは、「Climate Pledge Friendly(クライメイト・プレッジ・フレンドリー)」プログラムをAmazon.co.jpおよび法人・個人事業主向けEコマース「Amazonビジネス」で開始したことを発表した。
同プログラムにより、Amazonで買い物をする際、リサイクル素材や有機素材を使用した商品、類似商品と比較してエネルギー効率の良い商品など、第三者機関によって認証されたサステナブルな特徴を持つ商品を見つけやすくなるという。
日本では、グローバル・リサイクル・スタンダード(GRS)、森林管理協議会(FSC)、フェアトレード、レインフォレスト・アライアンスやエコマークなど、信頼性の高い40以上の第三者認証機関の評価基準によって、少なくとも1つ以上のサステナブルな特徴が評価された商品、計16万点以上が対象とのことだ。
同プログラムの対象となる商品カテゴリーは、ビューティー、ファッション、日用品、家電やオフィス用品など多岐にわたり、利用者が同プログラムの対象となる商品を見つけやすいよう、商品の詳細ページに葉っぱのアイコンを表示。
また、このアイコンからその商品のサステナブルな特徴や認証に関する情報を見ることが可能だとしている。例えば、エコマーク認証を受けた商品には「環境負荷のリスクを軽減するプロセスを通じて製造されている」ことが記載されるとのことだ。加えて、同プログラムの情報をまとめたページでも、対象商品や第三者認証機関の情報を確認することが可能。
同プログラムは、個人の利用者だけでなく、Amazonビジネスの利用者にも提供。これにより、法人・個人事業主もサステナビリティ認証を受けた商品を見つけやすくなるとのことだ。Amazonビジネスは、2021年からエコマーク認定商品ストアを開設しており、同プログラムの開始により、より多くのサステナビリティ認証を受けた商品の中から選択・購入が可能になるとしている。