micro development(以下、mdi)は、伊豆稲取駅のリニューアル事業を伊豆急行、東伊豆町らとの共創プロジェクトとして始動し、開業記念商品開発等の資金を集めるクラウドファンディングを開始した。

伊豆稲取駅が4月にリニューアル開業

伊豆稲取駅は、年間70万人が訪れる温泉街のある町、東伊豆町の玄関口。同プロジェクトでは、従来からあった観光案内所・売店に代わって、温泉街のおもてなし文化から着想を得た「まちのレセプション」をつくるという。

まちに到着した瞬間から出発までのおもてなし体験を提供し、まち全体でUX(滞在体験・顧客満足度)向上を図るとのことだ。

「まちのレセプション」をつくり地元密着型の観光案内拠点を目指す

伊豆稲取駅に誕生する「まちのレセプション」は、観光案内機能だけでなく、地域内外のお店が出店するポップアップ(チャレンジショップ)やローカルキュレーターが厳選した東伊豆の品を集めたセレクトショップ(物販)、電車の待ち時間を過ごせるラウンジ(カフェ)の機能も充実させるという。

まちの人がよく「よう」と挨拶を交わす風景がこのまちの魅力であり、この先、住民も観光客も一緒になって「手を振り合う風景」が生まれることを目指し、店名は「ようよう」に決定。

地元住民にとっても憩いの場になるようデザインし、地元密着型の新しい観光案内拠点とするとのことだ。

「まちのレセプション」の機能イメージ

なおmdiは、同プロジェクトを進めるにあたり、開業記念商品開発や設備追加等の資金を集めるクラウドファンディングを1月31日まで実施中。

リターンには、事業者のPRサポートやデザイナーによるパッケージデザイン&ポップアップ販売権、東伊豆滞在プランのコーディネート、地元特産品(デコポン、いちご、干物)など、同プロジェクトならではのリターンを多数用意しているとのことだ。

開業記念商品開発や設備追加等の資金を集めるクラウドファンディング実施中