大阪中之島美術館ではこの秋から冬にかけて、美術館の屋外で行うイベントを複数開催するという。どれも無料で観覧・楽しめる企画となっているとのことだ。

■NAKKA（ナッカ）イルミネーション 2022

11月12日より来年2月28日まで、大阪中之島美術館 2階芝生広場を中心に冬のイルミネーションを実施。キラキラと装飾された植栽に、船や水の雫をイメージしたLEDイルミネーションが大阪中之島美術館を彩るとのことだ。

開催期間：2022年11月12日～2023年2月28日
点灯時間：17：00-22：00

■NAKKA（ナッカ）マルシェ

10月に開催し好評であった「ナッカマルシェ」をクリスマスにも開催。生産農家さんが販売するとれたてのオーガニック野菜、産地直送の新鮮なフルーツ、材料にこだわったお菓子や加工品など安心・安全の食品を販売。

また、大阪中之島美術館の守り神《SHIP’S CAT (Muse)》の作家 ヤノベケンジ氏の世界観とともに大人も楽しめる縁日を開催するという。

開催日時：2022年12月24日、25日　12：00 – 18：00
開催場所：大阪中之島美術館　2階芝生広場

■すべて未知の世界へ ー GUTAI 分化と統合｜インターナショナル　スカイ　フェスティバル

11月15日から20日の6日間、大阪中之島美術館では空中の展覧会「インターナショナル　スカイ　フェスティバル」を開催。

「インターナショナル スカイ フェスティバル」とは、1960年に「具体美術協会」（具体）が大阪なんば髙島屋の屋上で実施した展覧会。

具体の会員や海外の作家による下絵を拡大して描き、アドバルーンに吊って空中に展示。今回の展示は、当時の発表内容とは異なるが、大空での展覧会を体感できる内容となっている。同館の屋上より、元「具体美術協会」会員の向井修二、松谷武判、今井祝雄らの作品を含む計７球のアドバルーンが掲揚される予定であるとのことだ。

開催日時：2022年11月15日– 20日 10：00 – 17：00
開催場所：大阪中之島美術館 屋上から掲揚（屋上には入れない）