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ライズ・スクウェアは、社会人の男女416人を対象に「社会人になってから取り組んだ勉強に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化し発表した。
調査結果は以下の通り。
社会人になってから勉強に取り組んだことがある人は9割弱
社会人の男女416名に「社会人になってから勉強に取り組んだことがあるか」を聞いたところ、「ある」と回答した人が89.2%で、9割近くにのぼった。
動機としては「スキルアップ・転職したい」「副業したい」などが考えられ、オンラインスクールやオンラインサロンなどが登場し、「自宅で気軽に勉強できる環境」になったことも、忙しい社会人の勉強を後押ししているのかもしれないと同社は考察している
社会人になってから取り組んだ勉強内容1位は「OAスキル」
「社会人になってから勉強したことがある」と回答した男女371名に「社会人になってから取り組んだ勉強内容」を聞いたところ、1位になったのは「OAスキル」で96人となった。
次いで、2位「語学・翻訳(63人)」、3位「簿記・会計(59人)」、4位「FP・金融(28人)」と続き、本業でのキャリアアップ・スキルアップや転職に役立ちそうな勉強がランクイン。
また、6位に「プログラミング」、8位に「ライティング(19人)」も入っており、副業に活かすために勉強に取り組んでいる人もいることが伺える。
社会人になってから取り組んだ勉強方法ランキング
社会人になってから勉強したことがある」と回答した男女371名に「社会人になってからの勉強方法」を聞いたところ、1位は「本で勉強した」で216人が回答した。
2位「スクール・講座に通った(77人)」、3位「インターネットで調べた(48人)」、4位「通信教育を受講(47人)」と続き、全体的にはスクールに通った人よりも、本やネットで自学自習した人が多くなる結果に。
「通信教育」「オンラインスクール」など、自宅で受講できるサービスを選んだ人も多くなり、時間や場所の制約が少ないほうが、忙しい社会人にとっては都合がいいことがわかる。
社会人が勉強するタイミングは「休日」が1位
「社会人になってから勉強したことがある」と回答した男女371名に「勉強するタイミング」を聞いたところ、もっとも多かったのは「休日」となり、多くの人が「仕事がない日」に勉強の時間をとっているとわかった。
一方で「夜・終業後」という回答も多く、育児中の人などは休日も忙しいため、「子どもを寝かしつけた後」になんとか時間を確保しているケースもあると同社は考察している。
また、通勤中や休憩中など、スキマ時間を活用している人も多数となった。
社会人が今後やってみたい勉強1位は「語学・翻訳」
社会人の男女416人に「今後やってみたい勉強」を聞いたところは、1位は「語学・翻訳」となり、2位「プログラミング」、3位「OAスキル」、4位「簿記・会計」と続いた。
他にも「プログラミング」「ライティング」「投資」「Webデザイン」など、副業につながりやすい内容が多数ランクイン。
一方で収入アップにつながりにくい「趣味関連の勉強」は少なくなり、「お金や時間をかけて勉強するならば、収入アップや待遇改善につながる勉強に取り組みたい」と考える人が多いぼではないかと同社は予想している。
【調査概要】
調査対象:社会人の男女
調査期間:2022年7月26日~8月4日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:416人(女性251人/男性165人)
回答者の年代:20代17.8%/30代32.6%/40代29.1%/50代14.2%/60代以上6.3%
<参考>
ライズ・スクウェア『社会人になってから取り組んだ勉強に関する意識調査』