京都市は,ふるさと納税寄付金をした人へのお礼の品として、おせち料理を用意したと発表した。
京都の老舗料亭こだわりのおせちから、おばんざいが人気のお店、有名ホテルまでバラエティーに富んだ内容となっており、好みに合わせて選ぶことができるといしている。
なお、返礼品をより充実させるとともに、ふるさと納税の申し込みがピークとなる年末に向け、寄付の申し込みが多い首都圏からの寄付を募るため,積極的な広報活動などを展開しているとのことだ。
京都市の返礼品「おせち」
京都市ふるさと納税に寄付をした人には、寄付額に応じて約1,500種類の返礼品の中から好きな返礼品を選択することができるとしている(なお、総務省の告示により、京都市外に住んでいる人が対象となる)。
特に、昨年度京都市の寄付受入額の40パーセント近くを占めた「おせち」は、現在100種類以上を用意し、寄付額帯を充実させて幅広い分野の店舗が提供しているとのことだ。
(1)幅広い「寄付額帯」のおせち
老舗料亭をはじめ,「おばんざい」が評判のお店や、人気ホテルのおせちなど、寄付額は28,000円から504,000円の高額のものまで取り揃えたという。
●京野菜のむら:寄付額28,000円
●木乃婦:寄付額216,000円
●京都吉兆:寄付額504,000円
(2)「京都市ふるさと納税限定」おせち
今年度は下記の2社からも京都市ふるさと納税限定のおせちが出品され、京都市と共同開発したおせちも初登場するという。
●京料理たん熊北店(限定品は初出品)
●リーガロイヤルホテル京都(限定品は初出品)
●京菜味のむら×京都市共同開発
(3)「幅広いジャンル」のおせち
他にも、京都で人気の本格中華専門店が初登場。和洋中が折衷したおせちや人気洋食屋さんのおせちなども選ぶことができるとしている。
●チャイナノーヴァの中華おせち(初出品)
●京都ホテルオークラの三重おせち
●キャピタル東洋亭の洋食おせち(初出品)
PR面での取組
京都市は、ふるさと納税ポータルサイトでの閲覧数を伸ばすため、サイト内広告、特集ページの作成や、返礼品の詳細ページの改善(写真の入れ替え等)などの取組強化を行っているという。
また、京都市への寄付の半数以上を占める関東甲信越・関西圏からの寄付をさらに呼び込むため、東京(二子玉川、練馬)、神奈川(横浜、川崎)大阪(吹田)の映画館において、9月3日から12月2日の期間でおせちのCMを放映中とのことだ。