ユーグレナと日本貨物鉄道(以下、JR貨物)は、JR貨物 越谷貨物ターミナル駅において、ユーグレナ社が製造・販売する次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」を使用することで合意し、10月1日より同駅構内のコンテナ移送トラックにおいて使用を開始したことを発表した。

JR 貨物が使用するバイオディーゼル燃料は、ユーグレナ社が製造・販売する次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」で、使用済み食用油とユーグレナを原料として製造されているという。

「サステオ」は、燃料の燃焼段階ではCO2を排出するが、原料となる使用済みの食用油の原材料である植物もユーグレナも成長過程で光合成によってCO2 を吸収するため、燃料を使用した際のCO2 の排出量が実質的にはプラスマイナスゼロとなるカーボンニュートラルの実現に貢献すると期待されているとのことだ。

今後は、トラックだけでなくフォークリフトや機関車への使用拡大や、他の貨物駅での使用を検討するとしている。

両社はこれからも双方の持つ強みを活かしながら、地球環境に配慮した活動を推進し、持続可能な社会の実現を目指して取り組んでいく方針を示している。

越谷貨物ターミナル駅での使用について
(1)使用開始日 2021 年 10 月 1 日
(2)調達量 2,388L/年
(3)用途 越谷貨物ターミナル駅 構内移送用トラックの燃料