MONO Technologiesが運営するフリマ出品代行サービス「マカセル」は、個人情報保護の強化を目的に、ヤマト運輸と連携した「匿名配送」を2021年10月11日より正式に提供開始すると発表した。

同サービスにおける「匿名配送」は、出品代行を依頼する「依頼者」から出品を代行する「代行者(通称:マカセラー)」へ商品を引き渡す際に、配送ラベルに両者の個人情報が記載されることなく配送できる方法であるとのことだ。

なぜ匿名配送の開始するのか

2020年6月にスタートしたマカセルは、コロナ禍のおうち時間により高まったフリマ出品需要や在宅副業需要を受けて始まった出品代行サービス。サービススタートから登録者数が順調に伸びるなど、利用者より好評であるという。

一方で、ここ数年でアプリのセキュリティ強化を求める声が高まっているほか、来年4月に改正個人情報保護法が施行されるなど、個人情報保護への取り組みが年々重視されるようになっている。

このことから、同社においてもユーザーが安心して同サービスを利用できる取り組みの一環として、ヤマトと連携した「匿名配送」の提供を開始するとのことだ。

サービス概要:流れや料金について

出品代行を依頼する「依頼者」から出品を代行する「マカセラー」へ商品を引き渡す際の配送において「匿名配送」が適用されるという。マカセルとヤマト運輸が住所などの個人情報データを連携することにより、配送ラベルに両者の個人情報が記載されずに配送が可能となるとのことだ。

●流れ
依頼者とマカセラーのマッチング成立

配送方法の選択
①近くのヤマト運輸直営店(宅急便センター)への持ち込み
②近くのPUDOステーションへの持ち込み
③自宅への集荷
荷物を預けたら完了。匿名で配送されるという

あとは売れるのを待つだけ

●料金
マカセラーへ荷物を引き渡す際の配送料金はこれまで「発払い」のみであったが、匿名配送の提供により、後日の出品の売上金から相殺することが可能となった。

また、売上金より送料が高くなってしまった場合、差額送料はマカセルが負担。これにより、依頼者の金銭的負担を減らし、誰でも気軽に出品代行をはじめることができる。

●ポイント

1.配送伝票を書く手間なし
アプリまたはブラウザから「集荷日」を選択する際に自動で伝票が作成されるので、配送伝票を書く必要はない。持ち込みまたは集荷に来たヤマト運輸スタッフに荷物を渡すだけで配送が完了するという。

2.安心のカスタマーサポートが充実
・評価、口コミ制度導入
・損害賠償サポート
・カスタマーサポート体制

10月キャンペーン情報

今回、匿名配送の開始に伴い「送料無料キャンペーン」を10月4日よりスタート。
10月4日~ 10月31日の期間内にフリマ出品代行を依頼した全員の送料を全額負担するという。
キャンペーン概要   :https://help.makasell.com/82584111022a47eabdd94e9d7a87bffb

【詳細】
キャンペーン名称   :「匿名配送 送料無料キャンペーン」
キャンペーン期間   :10月4日~ 10月31日
キャンペーン応募対象者:依頼者として登録している全ての人
キャンペーン内容   :期間中にマカセラーへ商品送付した人の送料を全額無料とする。
キャンペーン参加方法&条件: https://makasell.com/account/coupon/code-form からキャンペーンコード「W7ZDD28」を入力。キャンペーンコード入力後、マカセラーを選択して商品を送付するだけ。
※キャンペーン期間中にマカセラーに商品を送付した人が対象となる。