Amazonは、10月5日、Amazon最大のECイベント「Amazon ECサミット」にて、Amazonに出品する中小規模の販売事業者の販売状況について発表したという。

Amazon.co.jpに出品する中小規模の販売事業者に関するデータは以下の通り。(集計期間:2020年1月1日から2020年12月31日まで)

● Amazon.co.jpに出品する日本の中小規模の販売事業者数は約16万社。
● 日本の中小規模の販売事業者はAmazon.co.jpで5億点以上の商品を販売し、平均で毎分900個以上の商品を販売。
● Amazon.co.jpで、商品の在庫保管・配送代行サービス「フルフィルメント by Amazon(FBA)」を利用する日本の中小規模の販売事業者数は8万社以上。
● Amazon.co.jpに出品する日本の中小規模の販売事業者において、海外販売の商品販売個数は前年同期比で55%以上の増加。

Amazonは、「地球上で最もお客様を大切にする企業になること」というミッションのもと、2000年に日本で事業を開始してから20年以上にわたり、個人および法人向けのECサイト、物流サービス、クラウド・コンピューティング、ダイレクト出版などのサービスを提供し、中小規模の事業者やスタートアップを始めとする多様な顧客の事業の成長を支援しているという。

中でも、販売事業者に出品してもらうためのプログラム「Amazonマーケットプレイス」では、簡単な商品登録によるオンライン販売に加え、物流オペレーション、海外販売、ブランディングに関する様々なサービスを提供。

また、10月5日および10月6日に開催しているAmazon ECサミットでは、「デジタルトランスフォーメーション(DX)を通じて日本のビジネスを加速する」をテーマとして、政府関係者による基調講演をはじめ、物流オペレーションやブランディングなど、中小企業をはじめとする日本の事業者のECビジネスを支援する様々なサービスについて、合計40以上の講演やセミナーを実施しているとのことだ。