キヤノンは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京2020大会)の開催期間中、選手村ビレッジプラザ内に「Photo Studio」を出店し、フォトサービスおよびプリントサービスを提供すると発表した。

「Photo Studio」外観・内観イメージ

「Photo Studio」外観・内観イメージ

なお、新型コロナウイルス感染症対策はイメージ図には反映されていない。

選手村ビレッジプラザは、選手村に滞在するアスリートがカフェや雑貨店など、さまざまなサービスを利用できる施設。

コロナ禍の影響で、アスリートは原則、競技場・選手村・練習場以外への外出が禁じられ、厳格な行動管理の下で生活する。そのため、アスリートにとっては選手村内での生活と、そこで受けられるサービスが重要となるという。

「Photo Studio」では、高品質な「スタジオ撮影サービス」を提供し、撮影した中から希望の写真のプリントやデータを販売。

また、有料の「セルフプリントサービス」でアスリート自身のスマホやタブレットに保存されている写真にオリジナルフレームを合成して、プリントすることもできるとのことだ。

「Photo Studio」外観・内観イメージ

キヤノンは「Photo Studio」での撮影・プリントサービスを通して、「ライバル選手同士が友情を育む瞬間」や「チームで勝利を讃え合う瞬間」など、アスリートに対して一生に一度の体験を提供するという。

キヤノンの「写真の力」で、アスリート、家族、応援する人たちの国境を越えたつながりを支援するとしている。

なお、「Photo Studio」では予約制の導入や、飛沫感染対策など、店舗における感染防止策を徹底するとのことだ。

キヤノンは、東京2020大会の「ゴールドパートナー」(スチルカメラおよびデスクトップ・プリンター)。

スチルカメラとデスクトップ・プリンターを活用することで、オリンピアン・パラリンピアンが東京2020大会に向けて仕上げた最高の瞬間を写真に切り取り、その思い出を写真という形にして持ち帰るという体験価値を提供し、東京2020大会に貢献するという。

「Photo Studio」サービス内容

スタジオ撮影
フォトスタジオでの個人写真、グループ写真撮影のサービス。プリント用紙の種類やサイズ、オリジナル台紙とのセットなどを選択して購入することができる。

セルフプリント
利用者自身のスマホやタブレットに保存されている写真のセルフプリントサービス。オリジナルフレームを合成して、店内に設置した端末からプリントすることができるとのことだ。