USEN-NEXT GROUPのUSEN Mediaが運営するグルメメディア『ヒトサラ』は、2月5日、緊急事態宣言や時短要請に対応しながら様々なスタイルで営業を行う飲食店を支援するため、時間に縛られない外食の楽しみ方を提案する新たな特集コンテンツを公開したと発表した。
併せて、9時~18時のネット予約に対して通常の10倍のヒトサラPOINTを付与する新しい取り組みを開始するとのことだ。
予約データに見る消費者行動の変化。予約時間の前倒し・分散化が進み、ひとり予約は前年同月比12倍以上に拡大
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2021年1月の『ヒトサラ』オンライン予約実績に基づく調査では、
- 予約1組あたりの人数は、前年同月比で5人以上予約は8割減、1人予約は同比12.7倍に増
- ピークを避けた時間帯(11:00-11:30、13:00-18:00)の予約増、予約開始時間が分散
- 18:30以降の予約は前年同月比5割減、18:00開始までの予約は同比1.7倍に増
という結果となったという。
これまでの外食スタイルが当たり前でなくなったいま、ピークを避けて自由な時間に外食を楽しみたい、感染リスクの少ない形で安心して食事がしたい、という消費者のニーズが高まり、飲食店利用において特定時間帯以外の「オフピーク化」「フレックス化」「おひとりさま予約の増加」が進んでいるとのことだ。
◆対象期間:2020年1月、2021年1月
◆調査方法:『ヒトサラ』におけるネット予約来店実績データより、予約一組あたり人数・予約時間を集計・比較したもの
- 予約時間:
全体の月間予約件数に占める当該時間帯の予約件数割合を対象月ごとに比較 - 予約人数:
全体の月間予約件数(1名から10名予約まで)に占める当該人数の予約件数割合を対象月ごとに比較
ニーズの多様化を受けて業界に変化も。これまでにない価値を提供するレストランの様々な試みが話題に
消費者の価値観の変化に対応し、これまでコアタイム営業に縛られがちだった外食業界においても、ランチ・ディナー以外にも営業時間を拡大し、新しいスタイルで食事を提供するレストランが増えてきたという。
多くのレストランや企業が知恵を絞り、様々なスタイルでサービスを提供する新たな試みを次々に打ち出しているとのことだ。
- 時間にとらわれず楽しむ「朝ディナー」「朝〇〇」「オールデイ〇〇」「ハッピーアワー」「昼飲み」
- 週末のものという慣習を覆す「平日ブランチ」「オーダービュッフェランチ」
- 周囲に気兼ねなく味わう「おひとりさま〇〇」「一人〇〇」
こうした上記の新しい形式は、外食業界の新たなブームになっているという。
世界中でライフスタイルが変化しつつある現在、こうしたニューノーマルな志向に共感するユーザーはますます増えると考えられるとのことだ。
飲食店の取り組みを『ヒトサラ』がバックアップ
変化に対応した新しい価値が求められる中、『ヒトサラ』は、レストランが生み出す新しい外食の形を支援するため、9:00~18:00開始の飲食予約をしたユーザーに対して通常の10倍のヒトサラPOINTを付与する「オフピーク・フレックス特典」を開始。
特集ページでは、レストランが実施している様々な取り組みをオリジナル記事で紹介し、行動の変化に応じた自由な外食の楽しみ方を提案することで飲食店をバックアップしていくとしている。
ヒトサラ「オフピーク・フレックス特典プログラム」
◆主なコンテンツ:
- 編集部厳選「オフピーク」「フレックス」にオススメのお店
- 朝から食事を楽しめるモーニングスポット
- 昼飲みも可能「サク飲みのお店」まとめ
- “おひとり様”に「カウンター席のある焼肉店」 など
◆オフピーク・フレックス特典:
- 対象店舗:ヒトサラ即時予約利用店舗
- 対象となる予約:1予約1~4名で、予約来店時間が9:00~18:00開始
- 予約操作期間:2021年2月5日11:00~3月31日23:59の予約操作
- 予約来店期間:2021年2月5日11:00~4月30日18:00開始の予約来店まで
- 内容:対象店の予約来店で、通常の10倍のヒトサラPOINTを特典として付与
<ランチ> 9:00開始~15:59開始までの予約対象でポイント1人10ポイント×10倍(MAX4人)
<ディナー> 16:00開始~18:00開始までの予約対象で1人50ポイント×10倍(MAX4人) - 特典ポイント有効期間:2021年6月30日23:59までの予約操作
同社は、この取り組みが、新型コロナウイルス感染拡大で影響を受けている生産者・飲食店の支援と、消費者の新たな食の楽しみ方の創造につながることを期待し、全国の飲食店に新しい価値を提供することで外食業界に貢献していくとのことだ。