地図の開発プラットフォームを提供するマップボックス・ジャパンは、新型コロナウイルス感染症の影響拡大を受け、感染状況のモニタリングなどでMapboxのサービスを活用する場合を対象に、利用料金を最大3か月間無料とする特別支援を提供すると発表した。
新型コロナウイルスの急速な拡大に伴い、感染者の情報や統計データを視覚化するために、かなりの数の地図が公開されている。
これは、データを地図上にビジュアル化して表現することにより、情報をわかりやすく訴求できるからだという。
その中でもMapboxを活用している事例としては、感染状況の表現以外にも、品薄な生活用品の在庫がある店舗の表示や、ステイホームの時間を友人と競うSNSなど、複数あげられる。
このように、新型コロナウイルスに関連した情報提供目的でMapboxをする際に、同社は何か支援ができないかと考え、利用料金を無料で提供することに至ったとのことだ。
特別支援は一度、2020年5月末に終了したが、新型コロナウイルスは終息には至っておらず、利用者の支援が必要なため、引き続き提供するとのことだ。