Instagramは12月10日(米国時間)、日本を含む様々な国と地域で、ショッピングタグを利用してリールにも商品をタグ付けできるようになったことを発表した。
フィードやストーリーズ、10月に対応を発表したIGTV、米国で一部ブランドを対象にテスト中のライブショッピングなど、利用者はInstagram上の多彩な動画コンテンツ内でショッピングを楽しむことができるようになるとのことだ。
リールはエンターテインメント性の高い短尺動画を作成・発見できる機能で、2020年8月のローンチ以降、すでに国内外の様々なブランドが活用しており、商品の紹介や使い方を動画で表現するなど、ショッピングに関連した様々なコンテンツも多く投稿されているという。
Instagramのフィードに投稿される動画のうち、半数近くの45%が15秒以下であることからもわかるように、短尺の動画コンテンツを楽しむ利用者が急速に増えているとのことだ。
また、リール上でショッピングタグを利用して商品をタグ付けすることで、ビジネスは新しい方法で顧客にリーチし、「好き」「欲しい」という気持ちにつながる偶発的な発見を生み出すことができるようになるという。
なお、リールは11月20日(米国時間)からブランドコンテンツツールにも対応。クリエイターが協業しているビジネスに関する動画を投稿する際、透明性を保った状態でブランドや商品を紹介できる方法を提供している。
Facebook社では、InstagramやFacebookなどのファミリーアプリを通じて、利用者がショッピングの楽しさを体験できる場を提供したいと考えているという。
また、中小ビジネスを含むあらゆる規模のビジネスをEコマース事業においてサポートすべく、ショップ機能をはじめとする様々な機能の開発に注力しているとのことだ。