ナビタイムジャパンは、10月22日より、ドアtoドアのトータルナビゲーションサイト「NAVITIME」と、Sansanが提供する法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」のAPI連携を開始すると発表した。

これまで営業等で顧客を訪問する際、訪問先1つひとつの住所を確認して入力したり、スポット検索する必要がったが、今回の連携でその手間が省け、NAVITIMEサービス上で名刺を選ぶだけで、場所の確認からルート検索、音声案内までスムーズに行うことができるようになるとのことだ。

同連携では、NAVITIMEのWebサイトにて、Sansanに登録している名刺が一覧表示され、名刺を選択すると住所情報をもとに地図上でオフィスの位置を確認できるようになる。

また、オフィスを出発地や経由地、目的地に設定して、公共交通機関、車(タクシー)、徒歩を組み合わせたルート検索が可能となり、検索したルートは、NAVITIMEアプリで確認できたり、音声案内を利用できるという。

なお、ルート検索では、出発地と目的地に加えて、新たに経由地の到着時刻や出発時刻を指定できるようになり、顧客とのアポイント等に合わせた最適な訪問ルートを提示することが可能になるとしている。

また、経由地前後のゆとり時間(空き時間)の確認や、周辺のカフェやコンビニなどの検索もできるので、空き時間も考慮した訪問計画を立てる際の一助としても役立つとし、営業等で外回りをする人の業務効率化に貢献できればと考えているとのことだ。

ナビタイムジャパンでは、今後も利用者にとってより快適な移動をサポートできるよう考え、機能拡充やサービス向上に努めるとしている。