湘南ベルマーレは、クラブ初の取り組みとして、新型コロナウイルス対策のためのチーム運営費およびクラブ運営費補填を目的としたクラウドファンディングを実施すると発表した。

同プロジェクトの目標金額は、5,000万円。実施期間は、8月30日14時から10月16日23時までとし、目標金額達成の有無に関わらず、集まった寄付金を受け取ることができる購入型ALL-IN形式であるとのことだ。

資金使途は、チーム強化費、クラブ運営費および新型コロナウイルス対策費用。

なお、同クラブは、クラウドファンディングサイトからの支援以外に銀行振込、スタジアム申込み、事務所申込みの受付を用意しているという。

また、今回のクラウドファンディングでは支援に対してさまざまなリターン(返礼品)を用意。

20周年限定2000年復刻ユニフォームやエコバック、マスクなどがあり、直筆サイン入り選手の着用済スパイクや全選手直筆サイン入り使用済み公式球、選手からのメッセージ動画などのリターンを用意しているという。

さらに、企業向けには、歴代のOB選手との試合を同クラブのホームスタジアムshonan BMWスタジアム平塚で実施、1週間ベルマーレ公式HPトップバナー広告を掲載などがあるとのことだ。

新型コロナウイルスの影響により、湘南ベルマーレは、現時点で今期は大きな赤字見通しという、苦しい経営状況に陥っている状況にあり、今回、クラブ初の取り組みとして、クラウドファンディングを立ち上げるに至ったとしている。