AnyMind Groupは、アジア全域のアパレルやコスメを中心とした生産工場と、インフルエンサーに代表される個人や企業を繋ぐ新規事業であるものづくりプラットフォーム「AnyFactory」の提供を開始すると発表した。

AnyFactoryはクライアントのニーズに応じて、最適なサプライヤーを探し、誰もが作りたいものを簡単に発注できるものづくりプラットフォーム。日本や東南アジア、インドなどの生産工場と連携しており、作りたいプロダクトに応じて最適な工場をマッチングする。

現在、インターネットのインフラ化によって、オンライン上で買い物が完結するネット通販・ECの利用率が急速に伸びている。また、今回の新型コロナウィルスの感染拡大に伴う外出自粛や在宅の影響などで、その潮流にはさらに拍車がかかっている。

また、SNSの普及やインフルエンサーの台頭などと重なり、従来では難しかったブランドと個人が直接繋がるD2C(Direct To Consumer)型の販売モデルが可能となったことから、一つのプロダクトを大量生産するのではなく多種多様な製品を短納期で生産できることが求められてきているという。

このような社会背景のもと、AnyFactoryは同社のプラットフォーム技術の活用と、これまで13市場17拠点での事業展開を実現してきたネットワークを通じたアジア各国の生産工場との連携により、インターネットを通じて、誰もが表現したいこと、作りたいものを世界中で作れる仕組みを実現していくとのことだ。