CTC(伊藤忠テクノソリューションズ)は、若手社員の成長支援と新卒採用の競争力強化を目的に、家賃補助制度および若手社員向けの成長支援手当「Grow+(グロウプラス)」を2026年4月から導入すると発表した。

今回導入する家賃補助制度は、従来の独身寮制度を改定し、より幅広い社員に公平に適用できる仕組みとしたもの。これまで自宅からの通勤時間が90分を超える社員を対象としていたが、新制度では通勤時間を問わず、賃貸居住の独身世帯主を対象に月額3.5万円の家賃補助を支給する。また、入社時の転居に伴う新生活支援として50万円の自立支援一時金を支給し、支給期間は学部卒業後6年間を上限とするとのことだ。
さらに、若手社員の早期成長と活躍を促すため、入社3年目までの社員を対象に「Grow+(グロウプラス)」手当を新設するという。金額は入社1〜2年目に月額6,000円、3年目に月額3,000円を支給するもので、社会人としての成長投資や生活基盤の安定を目的としている。
