ワタミは、2025年11月より定年を現行の60歳から65歳に引き上げ、併せて再雇用制度も拡充し、75歳まで延長することを発表した。

今回の制度変更は、社員一人ひとりが夢や長期的なキャリアを描き、これまで以上に活き活きと活躍できる環境を整えることを目的としているという。

同社は、定年を延長することは社員の生活の安定と安心につながる重要な施策であると考え、また、社会全体の高齢化が進む中でまだ若く元気なシニア社員の活躍を促進するとともに、経験豊富な社員の知識や技術を次世代に継承する仕組みづくりも推進していくとしている。

同社は今後も、多様な人材を尊重し、社員が自律的なキャリアを描ける環境を整備することで、全社員が心身ともに健康で長く活躍できる企業風土の実現を目指していくとのことだ。

■制度の概要

制度改定日:2025年11月1日
定年年齢:従来60歳の定年を65歳に引き上げ
再雇用制度:従来70歳までだった再雇用制度を75歳まで延長