丹波市は、「兵庫県立丹波の森公苑」で、北海道から大分県まで全国各地の道の駅が一堂に会し、それぞれの地域の魅力を発信する「道の駅まつり with いい丹波」を、11月1日に開催すると発表した。

また、同公苑ホール内では、『第13回全国「道の駅」シンポジウム in 丹波』が開催され、「観光まちづくりにおける道の駅の役割」などをテーマに、基調講演やパネルディスカッションなどのイベントが開催されるという。

「道の駅まつり with いい丹波」では、4種類のブースを出店。
「道の駅ブース」は、兵庫県の「道の駅あわじ」や京都府の「美山ふれあい広場」をはじめ、35の道の駅が物品の販売や魅力を発信。各地の特産品やご当地グルメを楽しみながら、道の駅の取組や地域との連携について知ることが可能となっている。
「自治体観光PRブース」では、丹波市をはじめとする兵庫県下4市町が観光PRブースを設置し、ノベルティの配布などを行うとしている。また、北海道留萌市のマスコットをはじめとする各地域のご当地キャラなど計7体が登場予定。
「連携企業ブース」では、ヴィッセル神戸によるマスコットのグリーティング、チームグッズが当たるガチャの実施やJAFによる交通安全クイズなど体験型の企画を実施。
「飲食・特産品ブース」では、丹波市内農家による旬の丹波栗の焼き栗や丹波黒大豆の枝豆の販売のほか、兵庫県内飲食店計25店舗が出店予定となっている。
ステージイベントでは、丹波市観光アンバサダー・2.5次元俳優の新木 宏典さんをゲストに迎え、参加者は体験型イベントを通して地域の魅力を学ぶことができるという。
その他、兵庫県内36駅の中から、道の駅ナンバー1を決める「ひょうご道の駅アワードの表彰(JAF主催)」やキッズダンス・バンド・合唱団によるステージイベントなどを行う予定とのことだ。
■イベント概要
開催日時
2025年11月1日、午前10時~午後3時
※『第13回全国「道の駅」シンポジウム in 丹波』は午後1時30分~5時(要申込)
場所
兵庫県立丹波の森公苑(兵庫県丹波市柏原町柏原5600番地)
入場料
無料
■『第13回全国「道の駅」シンポジウム in 丹波』概要
(1)基調講演
テーマ:「道の駅」第3ステージ~観光まちづくりにおける道の駅の役割~
講師:國學院大學観光まちづくり学部教授 楓 千里
(2)パネルディスカッション
テーマ:「道の駅」第3ステージの実現のための取組と課題
コーディネーター:国土交通省道路局企画課評価室長 小山 健一
パネリスト:
・道の駅「草津」(滋賀県草津市)運営管理者代表 佐野 陽介
・道の駅「あらい」(新潟県妙高市)運営管理者代表 入村 明
・道の駅「るもい」(北海道留萌市)運営管理者代表 佐藤 太紀
・丹波市長 林 時彦
・電通 渡邉 雄平