さいたま市は、一般国道463号(埼大通り)において、大型バスによる自動運転実証実験の一般試乗を11月4日から11月13日(土日除く)に実施すると発表した。

同実証路線は、国際興業と西武バスが共同運行を行っている都市部の幹線道路であり、自転車交通量も多い路線となっている。
公共交通サービス水準の維持・向上を目指して、市内でも特にバス本数が多い路線において、大型バスによる自動運転レベル4実装に向けて、「経営面」「技術面」「社会受容性面」の課題を抽出するとのことだ。
また、いすゞ自動車やティアフォーなど、各分野の国際的メーカーの参画により、都市部における自動運転レベル4(※)の実装に向けて、全国的に横展開ができるモデル事業を目指していくとしている。
■実証実験 概要
自動運転レベル
レベル2(自動運転バスの操作を習得した運転士が乗務し、常時ハンドル・ブレーキを操作可能な態勢を取り、状況に応じて手動運転に切り替えて走行)
実証期間
準備運行:9月29日から10月24日※土日祝除く
関係者試乗:10月27日から10月31日
一般試乗:11月4日から11月13日※土日除く
運行ルート・乗降場所
北浦03系統(北浦駅西口~埼玉大学:一般国道463号(埼大通り)):約3.7キロメートル

運行スケジュール

運賃
無料
(※)場所や天候、速度などの特定条件下で、自動運転システムが車の全ての運転操作を行う完全自動運転