ミスターサービスは、茨城県水戸市に新たな物流拠点「水戸センター」を新設することを決定し、着工したと発表した。

「水戸センター」を新設

同センターは、同社としての茨城県内で初の拠点であり、岡山県での他企業構内での請負拠点を含めると、11拠点目となる。2026年1月からの本格稼働を予定しており、東日本エリアの配送体制強化と地域雇用の拡大を目指すとのことだ。

同センターは、北関東自動車道・常磐自動車道へのアクセスを活かし、広域配送体制を強化する拠点として機能。笠間事業所と連携し、在庫や人員を分散管理することで、配送先により近い拠点からの出荷を実現するという。

これにより、リードタイム短縮と安定供給を両立し、東日本全域の配送効率を高めることで、企業の物流課題を総合的に支援するとのことだ。

また、物流オペレーションを一元管理し、現場改善のデータを経営戦略に反映させることで、物流コストの最適化とサービス品質の向上を図るとしている。さらに、今後は、同センターを拠点として、事業拡大とサービス多様化を推進し、より多くの顧客のニーズに応えていくとのことだ。

■センター概要

名称:水戸センター
住所:〒311-4164 茨城県水戸市谷津町細田1-1
建物構造:鉄骨造亜鉛メッキ鋼板葺2階建
敷地面積:約1,302.8坪
延床面積:約1,038.9坪
稼働予定日:2026年1月(予定)
導入設備:冷暖房
主な機能:商品の在庫・保管、ピッキング、梱包・出荷、返品処理など
投資規模:約5,000万円
想定雇用:約40名(正社員・パート含む)