野村不動産は、福岡県北九州市に高機能型物流施設「(仮称)Landport小倉」を建設することを発表した。

施設の外観イメージパース

同社は、2025年4月から2028年3月までの3年間で総投資額約3,400億円、合計15棟の物流施設の事業化を決定しており、今回建設される「(仮称)Landport小倉」は、そのうちの1棟となっている。

同施設は、陸・海・空のアクセスが良好な立地特性により様々な車両・様々な荷物が取り扱われることが予想されるため、低床・高床のハイブリッド両面バースとし、様々な荷物に対して効率的なオペレーションの構築が可能だという。

施設概要

また、ワーカー向けのカフェテリアを設置予定で、食事や休憩などにも利用できるとしている。

さらに、マルチテナント型施設として、3分割貸しにも対応。敷地内一方通行の車両動線とすることで、搬出入車両の安全性に配慮しているほか、コンテナ車対応の待機スペースを確保し、大型車両にも対応するという。

ワーカー向けのカフェテリアイメージ

なお、同社は同施設の建設に伴い、北九州市との今後の物流施設等の建設および操業が円滑に進むよう、互いに緊密に連携していくことの証として立地協定を締結。

同社は立地協定を機に、同社物流施設の事業化において、北九州市との関係を益々強化していくと共に、物流拠点構想に沿い、物流拠点エリアとしてのプレゼンス向上に寄与していくとのことだ。