タップルは、マッチングアプリ「タップル」を活用し、結婚を希望する人々に向けた出会い・結婚支援の一環として、山梨県北杜市と「マッチングアプリを活用した出会いの場創出に関する連携協定」を締結したと発表した。

同協定は、少子化や人口減少といった社会課題の解決を目的に、自治体と連携してマッチングアプリの適正利用や出会い支援を進めるもので、タップルにとっては11例目の自治体連携となる。背景には、若年層におけるマッチングアプリ利用の増加があり、2024年の調査ではカップルの25.0%がマッチングアプリを通じて出会っているとのデータもあるという。
北杜市では、2025年度より「北杜市こども計画」を策定し、青年期施策の一環として出会い支援を重要な課題と位置づけており、今回の協定によって、若者の結婚希望に対応する出会いの場創出を強化するとのことだ。
連携における主な取り組みは以下の3点である。
(1)マッチングアプリ利用に関するセミナーの開催
アプリの選び方や安全な利用方法、トラブル防止策などを啓発するセミナーを実施。
(2)護身術ガイドブックの配布
マッチングアプリ利用時の注意点をまとめた冊子を、市役所や関連施設などで配布。
(3)タップル利用クーポンの配布
アプリを利用しやすくするためのクーポンを配布する。