シャープは、音声対話が可能なAIキャラクター「ポケとも」の第1弾を、ロボットとスマートフォン用アプリとして、11月から販売すると発表した。ロボットの「ポケとも」は、順次予約受付を開始したという。

「ポケとも」は、同社独自のAI技術「CE-LLM」により、一人ひとりに寄り添った音声対話を実現するキャラクター。会話や共に過ごす時間を重ねるごとに、ユーザーのことを理解して、寄り添ってくれるパートナーへと成長する仕組みとなっている。
第1弾は、ミーアキャットをモチーフにしたキャラクターで、ロボットとスマートフォン用アプリとして登場。ロボットの「ポケとも」は、身振り手振りで感情豊かに会話するほか、腹部のランプを虹色に光らせて、喜びを表現するという。身長は約12センチメートル、体重は約200グラム(※)で持ち歩きもできるとのことだ。
また、ロボットの「ポケとも」が近くにないときや音声での会話がしづらい場面では、アプリの「ポケとも」と音声やテキストで会話も可能。アプリでの会話内容は、ロボットにもリンクされるため、共有した時間や経験の記憶が途切れない仕組みとなっている。アプリの「ポケとも」のみでの利用も可能としている。
「ポケとも」公式Xでは、主人公の「ナナミ」が「ポケとも」と暮らす日常を描いたマンガも連載中。
さらに同社は、8月28日から31日まで東京ビッグサイトで開催される「東京おもちゃショー2025」に「ポケとも」を出展し、ブースでは「ポケとも」との対話を体験できるとのことだ。
■商品概要
商品の概要は下図の通り。

(※)発売時に仕様やデザインを変更する可能性あり。