Japan. asset managementは、茨城県那珂市の茨城県植物園および県民の森をリニューアルし、11月に滞在型複合施設「THE BOTANICAL RESORT 林音(リンネ)」として開業する予定だと発表した。

施設イメージ

同施設は、茨城県植物園および茨城県民の森に、グランピング設備や木造の温浴施設、地元食材を活用したレストランなどを新設したもの。「泊まる」「自然と触れ合う」「学ぶ」の三要素を融合した、日本初の“泊まれる体験型植物園”となるという。

リニューアルに際し、既存の希少樹木や植栽の配置を活かしながら、建物は自然と調和するよう配棟。高さを抑え、人工物の圧迫感を排除することで、植物園の中での滞在そのものが価値となる設計としたとのことだ。

同社は、従来の植物園愛好家だけでなく、首都圏のファミリー層や近隣住民の新たな観光スポットとなることを目指すとしている。

さらに、教育機関との連携を通じて、これまで植物園に馴染みのなかった層にも植物の魅力や学びの機会を提供。滞在時間の延長や周遊範囲の拡大を通じて、茨城県全体の観光振興に貢献し、地域経済の活性化を目指すとのことだ。

ツリーアドベンチャーの/熱帯植物館のライトアップイメージ

■施設概要

施設名称:THE BOTANICAL RESORT 林音
住所:茨城県那珂市戸4369-1
リニューアルオープン日:11月予定