千葉県市原市は、小中学校など68施設に再生可能エネルギー由来の電力を導入すると発表した。開始日は10月1日で、風力などによる電力を活用するという。
対象となるのは小学校38施設、中学校21施設、廃校施設4施設、学校給食共同調理場3施設、中央図書館、教育センターの計68施設。年間で約2,595トンのCO2削減効果を見込み、これは2030年度までに2013年度比で温室効果ガスを50%削減する目標の約6.6%に相当するとしている。

電力は、コスモエネルギーソリューションズ(コスモ石油マーケティングのグループ会社)が供給するという。市原市は今後、その他の公共施設についても契約切替時期を踏まえて再生可能エネルギーの導入を順次進めるとしている。
市原市は、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとする「ゼロカーボンシティ」の実現を目指しており、今回の取り組みはその一環であると説明している。