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デサントジャパンが展開するフットボールブランド「アンブロ」は、サッカーをする小学生の保護者を対象に、記録的猛暑のなかでのスポーツ時の暑さ対策に関するアンケート調査を実施し、その結果を公表した。
■約95%が夏の暑さを意識も、70度を超えることもある足元への暑さ対策を行っている人は25%程度
夏の暑さについて意識・対策したことはあるか、という質問に対しては、96%が夏の暑さへの対策を行ったり意識したりしていると回答。ここ数年の歴史的な暑さの中で、ほとんどの人が熱中症などの暑さへの意識があることが分かった。
さらに、夏の練習・試合での暑さ対策として、どの部位の対策を行うか3つまで選択してもらうと、首や頭などの頭部への対策を行っている人は70%以上だった。一方、足元への暑さ対策を行っている人は25%程度と、頭部への対策に比べると少ない結果に。

夏の練習・試合での暑さ対策としてどの部位の対策を行うか
■試合中の暑さに不安を感じている人は80%以上で、2人に1人が試合中に足裏が熱い・痛いと言っている
夏の練習・試合で、人工芝の「熱さ」に関して不安を感じたことはあるか聞いたところ、79%の人が「不安がある」と回答。さらに、子どもが「足の裏が熱い・痛い」と言ったことがあるかという質問では、半分以上の55%が「ある」と回答した。
足元の気温上昇による負担やリスクなどもある中、半数の子どもが親へアラートを送っており、運動中の暑さによる足元への危険が迫っていることが明らかに。

子どもが「足の裏が熱い・痛い」と言ったことがあるか
■断熱スパイクの認知は20%以下だが、必要だと思う人は80%以上
足元の熱さに対して、「断熱塗料が使われているスパイク」があることを知っているか聞いたところ、「知っている」と回答した人が16%だった。
一方で、「足元の熱を軽減する断熱スパイク」があれば選びたいと思うかという質問に対しては、83%の人が選びたいと回答。
年々暑くなり、暑さの危険や意識も高まっている中で、「断熱スパイク」という新たな選択肢への期待を感じられる結果になった。

「足元の熱を軽減する断熱スパイク」があれば選びたいと思うか
【調査概要】
調査期間:2025年7月10日~7月31日
調査対象:サッカーをプレーしている小学生の子どもがいる保護者
調査方法:オンラインアンケート
有効回答数:132名
<参考>アンブロ『子どもの暑さリスク調査』