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クロス・マーケティングは、全国20歳~69歳の男女を対象に「夏のエアコン使用に関する調査(2025年)」を実施し、その結果を公表した。
■自宅にエアコンがある家庭は92.5%
調査の結果、自宅にエアコンがある家庭は92.5%にのぼった。夏場の外出時にエアコンを消す時間については、「時間に限らずスイッチを切る」と回答した人は38.1%を占めた。エアコンをつけたまま外出する際の許容時間としては、「1~2時間まで」と考える人が多いことが分かった。

■就寝時は「一晩中つけたまま」が56.4%
就寝時のエアコンの使用状況については、「一晩中つけたまま」とする回答が56.4%と半数を超えた。一方で、「エアコンは使わない」と回答した人は19.2%で、50~60代では20%台とやや高い傾向が見られた。

■設定温度のボリュームゾーンは日中26.0~27.5℃、就寝時27.0~28.5℃
エアコンの設定温度については、日中で26.0℃~27.5℃、就寝時は日中より1℃高い27.0℃~28.5℃がボリュームゾーンとなった。また、20代~30代の日中・就寝時ともに、他年代よりも設定温度が低い傾向に。

■フィルターの掃除頻度は、「ほとんど掃除をしない」が最多
次に、自宅のエアコンのフィルター掃除の頻度について聞いたところ、「ほとんど掃除をしない」が25.7%、「1年に1回程度」が18.8%、「半年に1回程度」が15.9%と全体的に掃除頻度は低かった。
特に「ほとんど掃除をしない」と答えた割合は若い年代ほど高く、20代では39.0%に達した。

■夏場のエアコンの使い方や気になることは「節電方法」など
夏場のエアコンの使い方や気になることとしては、「電気代が高いので、効果的な節電方法を知りたい」「つけたままとこまめに消すのでは、どちらが経済的なのか気になる」「扇風機やサーキュレーターを併用して室温を管理している」などの声が多くあがった。

【調査概要】
調査手法:インターネットリサーチ(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用)
調査地域:全国47都道府県
調査対象:20~69歳の男女
調査期間:2025年7月18日~20日
有効回答数:本調査1,100サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合がある
<参考>クロス・マーケティング『夏のエアコン使用に関する調査(2025年)』