INDEX
ロビーが運営する「LOBBY」は、夫婦共にフルタイムで働いている20代~50代の男女を対象に「家事の実情」に関する調査を実施し、結果を公表した。
■共働き世帯の20代~50代男女の7割以上が、日常的な家事に対して少なからず不満やストレスを感じている
まず、「日常的な家事(掃除・洗濯・料理など)に関して不満やストレスを感じるか」を尋ねる設問への回答では、1位が「少し感じている」で33.0%、2位が「感じている」で25.1%、3位が「あまり感じない」で16.7%、4位が「いつも感じている」で14.9%という結果に。
1位と2位、4位の回答を合計すると回答率70%を超える形となり、この結果から共働き世帯の20代~50代男女の7割以上が、日常的な家事に対して少なからず不満やストレスを感じていることが明らかになった。

■共働き世帯の20代~50代男女の半数以上が、日常的な家事をパートナー間で分担している
次に、「日常的な家事(掃除・洗濯・料理など)はどのように分担しているか」を尋ねる設問への回答では、1位が「自分でほぼ全てやっている」で37.0%、2位が「パートナーと半々で分けている」で29.1%、3位が「パートナーとそれぞれの担当を決めている」で24.5%となった。
2位と3位の回答を合計すると回答率50%を超える形となり、この結果から、共働き世帯の20代~50代男女の半数以上が、日常的な家事をパートナー間で分担していることが判明。

■共働き世帯の20代~50代男女の約4割が現在、家事分担に対して少なからず不満を抱えている
続いて、「現在の家事分担に対して、どの程度満足しているか」を尋ねる設問への回答では、1位が「ある程度満足している」で35.1%、2位が「少し不満」で20.3%、3位が「満足している」で17.6%という結果に。
「少し不満」「不満」「大いに不満」の回答を合計すると回答率約40%となり、共働き世帯の20代~50代男女の約4割が現在、家事分担に対して少なからず不満を抱えていることが判明。

■共働き世帯の20代~50代男女の半数以上が、家事が原因で「自分の時間が足りない」と感じたり、夫婦喧嘩になったりしている
また、「家事が原因で『自分の時間が足りない』と感じたり、夫婦喧嘩になったことがあるか」を尋ねる設問への回答では、1位が「あまりない」で27.9%で最多に。次いで、2位が「少しある」で25.7%、3位が「ある」で16.7%と続く。
「ある(少しある、ある、頻繁にある)」の回答を合計すると回答率50%を超える形となり、この結果から、共働き世帯の20代~50代男女の半数以上が家事が原因で少なからず「自分の時間が足りない」と感じたり、夫婦喧嘩になったりしていることが明らかになっている。

■共働き世帯の20代~50代男女の約2割が「家事代行サービス」の利用経験がある
次に、「過去に『家事代行サービス』を利用したことがあるか」を尋ねる設問への回答では、1位が「利用したことはない」で82.1%、2位が「現在は利用していないが、過去に継続的に利用したことがある」で7.3%、3位が「過去に1回~数回、試したことはある」で6.4%という結果に。
この結果から同社は、共働き世帯の20代~50代男女の約2割が「家事代行サービス」の利用経験があることがわかったとしている。

■共働き世帯の20代~50代男女が「家事代行サービス」を利用することに対して感じていることトップ3は、1位「利用したいが、費用が高そう」、2位「家事は自分たちでやるべきことだと思う」、3位「利用したいが、人を家にいれるのに抵抗がある」
調査の最後、「『家事代行サービス』を利用することに対してどのように感じるか」を尋ねる設問への回答では、1位は「利用したいが、費用が高そう」38.5%で最多に。
次いで2位が「家事は自分たちでやるべきことだと思う」で19.1%、3位が同率で「利用したいが、人を家に入れるのに抵抗感がある」と「特に何も感じない」で14.8%と続く。
この結果から同社は、「家事代行サービス」を利用することに対して感じていることで最も多いのは、「利用したいが、費用が高そう」であることが明らかになったとしている。

【調査概要】
調査期間:2025年6月25日~6月27日
調査方法:インターネット調査
調査対象:夫婦共にフルタイムで働いている20代~50代の男女
調査人数:330名
モニター提供元:RCリサーチデータ
<参考>
LOBBY(ロビー)『「家事の実情」に関する調査』