MG-DXは、薬局特化型の接客AIエージェント「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」において、AI無人受付と店舗内オンライン服薬指導を組み合わせた新ソリューションの正式提供を開始したと発表した。

オンライン服薬指導は、患者が来局した薬局の店内に設置された機器を通じて、本部や他店舗にいる薬剤師がオンラインで服薬指導を行う仕組みで、近年その導入が広がりつつあるという。
今回の新ソリューションでは、こうしたオンライン服薬指導の仕組みに加え、AI無人受付と一体化させることで、来局患者を対象に受付から服薬指導までの効率化と最適な人員配置を実現するとのことだ。
また、「処方せん事前送信サービス」との親和性も高く、併用することで患者の待ち時間を大幅に削減するとしている。
同社は、同サービスを通じて調剤薬局の業務効率化と患者体験の向上を支援し、業界課題の解決に貢献するという。現在すでに、調剤薬局での稼働を開始しており、改善を重ねながら、今後は全国展開を進めていくとしている。
■利用の流れ
・AI無人受付
来局した患者は受付端末で処方せん受付を行う。受付が完了すると、薬局店舗および遠隔店舗の双方に患者情報が即時に共有される。
・店舗内オンライン服薬指導
・店内の専用ブースを活用し、遠隔地(本部・別店舗など)の薬剤師がオンラインで服薬指導を実施。患者が受付票の二次元コードを端末にかざすと、オンライン服薬指導が自動的に開始。服薬指導終了と同時に店舗へ通知が送られるなど、2拠点間のスムーズな連携が可能。
