アイモバイルの子会社であるふるなび電力は、2025年11月より家庭向けの低圧電気料金メニュー「スマートプライスプラン」の提供を開始し、電力小売事業に参入すると発表した。

これに先立ち、同社はふるさと納税サイト「ふるなび」を通じて、電気料金支払いに利用可能な「ふるなび電力ポイント」を返礼品とする寄附の受付を開始した。ポイントは、対象自治体が供給する再生可能エネルギー100%の電力料金に1ポイント=1円として充当可能で、有効期限はないという。
スマートプライスプランは、30分ごとの市場価格に連動する料金設計を採用しており、電力消費のタイミングによって電気代を抑えることが可能。今後、ふるなび電力との契約手続きや、ポイントの交換開始は2025年11月を予定している。

ふるなび電力ポイントの初回対象自治体は茨城県で、寄附金額は1万円から受付し、寄附額に応じてポイントが付与される仕組みとなっている。
