ジモティーとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、地域社会の課題解決と持続的な価値提供を目的に、業務提携に向けた基本合意を締結したと発表した。

ジモティーとCCCが業務提携に向け基本合意

両社は、地域経済の活性化や雇用機会の創出、循環型社会の実現など、地域が抱える課題に対して共に取り組む姿勢が一致したことから、共創による新たな事業展開を目指すという。ジモティーが持つ地域密着型のサービス展開力と、CCCの店舗ネットワークや企画運営力を融合させ、地域社会への貢献を図るとのことだ。

主な合意内容は以下の通り。

(1)「ジモティースポット」の出店拡大に向けた提携
・CCCおよびそのグループ会社が「ジモティースポット」のフランチャイズに加盟し、店舗を出店する。
・従来の店舗形態にとらわれない新業態の共同開発および出店を行う。

(2)地域コミュニティ活性化に向けた共同事業での提携
・地域住民を対象としたイベントやコミュニティの企画・運営を実施する。

ジモティーは、不要品を必要とする人へ届けるプラットフォーム「ジモティー」を月間約1,000万人に提供しており、「ジモティースポット」を通じて2024年には約30万点をリユースし、約1,290トンのごみ削減を達成しているという。

両社は今後、自治体との連携を強化しながら、地域課題の解決に資する多角的な取り組みを展開していくとしている。