NIPPON EXPRESSホールディングスのグループ会社である日本通運は、多温度帯管理機能を備えた安全・適正な保管管理が可能な物流拠点「NX苫小牧危険物ロジパーク」の稼働を開始したと発表した。

「NX苫小牧危険物ロジパーク」が稼働開始

同施設は、定温危険物倉庫と多温度帯危険物倉庫の2棟を有し、今後は高圧ガス倉庫やコンテナヤードの拡充も計画するなど、消防法や高圧ガス保安法などの法令に準拠した安全対策を実現するという。

半導体製造に不可欠な化学品や高圧ガスなど、先端産業の原材料を最適な環境で保管・管理するとのことだ。

また、2024年8月に稼働を開始した恵庭市の新倉庫「NX-TECT Hokkaido」と連携し、北海道内外の先端産業の原材料を扱う倉庫としても活用。高品質で安定した物流サービスの提供を通じて、北海道の半導体産業をはじめとする先端産業の発展を支えるとしている。

■施設概要

名称
NX苫小牧危険物ロジパーク

所在地
北海道苫小牧市晴海町43-53

構造
地上1階建 定温危険物倉庫/多温度帯危険物倉庫、高圧ガス危険物倉庫2棟

営業開始日
・定温倉庫:2025年7月1日
・多温度帯倉庫:2025年8月予定(建設中)
・高圧ガス危険物倉庫2棟:2025年12月予定(建設中)