ローソンは、2025年6月からの職場における熱中症対策の義務化を受け、社員、店舗従業員、来店客に向けた複数の取り組みを開始すると発表した。

社員に対しては、オフィス勤務時の指定Tシャツ着用を認めるなどの服装緩和措置を講じる。また、全国のローソン店舗(2025年5月末時点で13,890店)に勤務する従業員に対しては、当初6月限定としていた50周年記念Tシャツの着用期間を、2025年8月末まで延長するという。

来店客に向けては、「暑い夏を乗りきローソン!」と題し、以下のような熱中症対策と販促施策を展開する。
埼玉県および京都府の店舗では、自治体と連携して熱中症対策を呼びかけるステッカーを掲出。また、店内には涼を感じられる商品を集合陳列するほか、冷し麺や冷凍デザート・フルーツに関するアプリクーポンの配信を行う。具体的には以下の通りである。
・冷し麺などの調理麺各種:7月8日~7月21日の期間、50円引きクーポンを配信
・冷凍デザート・フルーツ各種:7月15日~7月28日の期間、50円引きクーポンを配信
・Pontaパス会員向け:7月29日~8月4日の期間、アイス全品を対象に50円引きクーポンを配信
ローソンは、気象庁が発表した2025年7月~9月の平均気温が平年より高くなるという予報をふまえ、本施策により暑さ対策を総合的に支援するとしている。