RECCOOが運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス「サークルアップ」は、最新のZ世代調査として「おすすめ紹介系コンテンツ」に関する調査レポートを発表した。

同調査では、大学生が商品購入や行き先の検討に使う媒体について調査したとのことだ。

■学生の約7割が「おすすめ紹介系コンテンツ」を参考に

近年、インターネット上では「○○おすすめ10選」「○○まとめ」などのコンテンツが数多く見られるが、実際に学生たちはどの程度これらを参考にしているのか調査を実施。

その結果、高額商品を購入する際には7割以上、旅行先や行く店の検討においては8割以上が、このような「おすすめ系コンテンツ」を参考にしており、多くの学生が事前に情報収集を行っていることがわかった。

【左】高額商品を購入する際、おすすめを紹介するようなコンテンツを参考にするか
【右】店や観光スポットを検討する際、同様なコンテンツを参考にするか

■もっとも参考にされているのはInstagram

では、学生たちはどのメディアを通じて情報収集しているのか。

調査の結果、高額商品・行き先のいずれの検討においても、Instagramが最も利用されている媒体となった。Instagram以外ではGoogleサイトの人気があるものの、媒体の利用が分散しており多角的に情報を集める傾向に。

なお、高額商品の検討では「実店舗での体験」を重視する声も多く、オンライン情報だけに依存していないことがうかがえる。

【左】高額な商品を比較・検討する際、最も参考にする媒体は何か
【右】店や観光スポットを比較・検討する際、最も参考にする媒体は何か

■Instagramが選ばれる理由とは?

Instagramを選んだ理由として最も多く挙がったのは「リアルな写真が見やすいから」。次いで「実際に使っている人の様子がわかるから」という意見となった。

Instagramを選んだ理由

SNSには誤情報も多いとの声もある一方で、「視認性」や「人間らしさ」を感じやすい点がInstagramの支持に繋がっていると同社は考察。

Googleサイトは、情報量や信用度の点で人気だという声もあったが、「視認性」や「人間らしさ」の点がより重要視されInstagramに軍配が上がる結果となった。

<参考>
サークルアップ『「おすすめ紹介系コンテンツ」に関する調査レポート