YKK APは、静岡県と共同で、ガラス型ペロブスカイト太陽電池の導入実証を開始したと発表した。

静岡県としては初の取り組みとなるという。

同事業は、静岡県との業務委託契約に基づき、ペロブスカイト太陽電池の普及促進と、県内企業の関連ビジネス参入促進を目的に行われるもので、モデル的に実証機器を導入し、その成果を広く県内に還元することを目的としているとのことだ。

具体的には、静岡市清水区の清水マリンビルに、ガラス型ペロブスカイト太陽電池を設置し、約10カ月間の連続使用下での耐久性などを検証するとのことだ。

清水マリンビル全景/同ビルに導入されたガラス型ペロブスカイト太陽電池

■実証概要

期間:2025年6月2日~2026年3月31日(予定)
場所:静岡県静岡市清水区日の出町9-25
太陽電池:内窓/発電ガラス600mm×1,200mm×2枚(ガラス型ペロブスカイト)