岩手日報社は、東日本大震災の犠牲者を追悼する花火「白菊」の打ち上げを、7月12日に岩手県釜石市鵜住居町の根浜海岸付近で実施すると発表した。

当初は3月11日に予定されていたが、大船渡市などで発生した大規模な林野火災により延期されていたという。
「白菊」は、白一色の花火で、シベリアで抑留され現地で命を落とした戦友を弔うために、新潟県長岡市の花火師、故・嘉瀬誠次氏によって作られたもの。2020年から、東日本大震災の犠牲者の慰霊のために釜石市の海岸で打ち上げられている。
当日は、打ち上げ場所付近の宝来館で祈りのカフェや、釜石市内の児童生徒から寄せられたメッセージの読み上げなどの関連行事を実施。また、岩手日報のSNSアカウント「岩手日報buzz」でのライブ配信も予定しているとのことだ。
■開催概要
開催日時:7月12日19:30~(関連行事は夕方より実施)
開催場所:岩手県釜石市鵜住居町の根浜海岸付近