ローソンは、6月6日に、半径約10km圏内にスーパーやコンビニがない道志村(山梨県南都留郡)に「ローソン道志店」をオープンすると発表した。

「ローソン道志店」6月6日オープン

今回の出店は、道志村が100%出資する“どうし”がフランチャイジーとなり、地域の買い物環境を支える形で店舗を運営。また、店舗建設費用などには“過疎対策事業債”(※)を活用することで実現に至ったという。

同店では、ローソンの標準的な商品であるおにぎり、ベーカリー、デザート、揚げ物、店内調理の弁当に加え、道志村の特産品も取り扱うとのことだ。

今後は、生鮮食品の品目を拡充し、近隣住民の生活を支える“スーパーの代替機能”としての役割を強化するほか、同店を拠点とした移動販売も計画しているという。

同社では、誰もが便利に、楽しく買い物を続けられる環境の実現を目指し、スーパー跡地や出店が難しかった地域において、地元企業や地域住民と連携した「地域共生コンビニ」の展開を進めている。今後も、こうした取り組みを通じて「地域共生コンビニ」の出店を推進していくとのことだ。

■店舗概要

店名:ローソン道志店(山梨県南都留郡道志村8888-1)
オープン日時:2025年6月6日午前10時 ※営業時間:午前6時~午後10時
面積・駐車場:
・店舗:224.52平方メートル(67.91坪)
・売場:167.53平方メートル(50.67坪)/最大21台

(※)過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法(令和3年法律第19号)により過疎地域とされた市町村が、過疎地域持続的発展計画に基づいて行う事業の財源として特別に発行が認められた地方債。