スターバックス コーヒー ジャパンは、2014年から取り組んできたコーヒー抽出後の「コーヒーかす」のリサイクルについて、6月から実施店舗を約1,000店舗へ拡大すると発表した。

「コーヒーかす」リサイクル店舗を約1,000店舗へ拡大

スターバックスでは、1店舗あたり1日平均約11kgのコーヒーかすが発生し、店舗の食品廃棄物の約7割を占め、これまでコーヒーかすを有効活用することで、廃棄物の削減を進めてきたという。

今回の拡大により、全国2,011店舗(2025年3月末時点)のうちの約半数の店舗でリサイクルを実施することになり、大型ゴミ収集車の積載量に換算すると約700台分、年間約4,000トン(※)の廃棄物削減を見込んでいるとのことだ。

さらに、2030年までに全店舗でのリサイクル実施を目指し、対象店舗の拡大を継続。店舗と地域の農家などのコミュニティとのつながりによる、地域内リサイクルの輪を広げていくとしている。

※1日あたりに店舗で排出されるコーヒーかす廃棄物の平均11kg×約1,050店舗×365日