メディセオは、兵庫県加東市に「メディカル流通センター(以下、MRC)神戸」を竣工したと発表した。

メディカル流通センター神戸

MRC神戸は、西日本に製造拠点のある製薬企業から委託された商品の受注・保管・管理・出荷などの物流業務を担う物流センターで、設備投資額は約64億円となる予定とのことだ。

メーカー物流を担うMRC神戸は、既に稼働しているMRC東京、MRC中国に続き3カ所目のMRCとなるという。

同センターは、2024年1月まで稼働していたメディセオの「西日本物流センター」をフルリノベーションした建屋で、GDPガイドラインに準拠した高水準の物流機能に加え、多くの省力化・省人化設備を備を完備。

環境に配慮したグリーンロジスティクスへの対応ならびにサステナビリティ推進に万全を期す体制を整備しているとしている。

同社は、これらのMRCと、利用者の発注による商品の出庫・納品までの配送流通を担う全国13か所に設置されたALCをシームレスに結ぶことで、製薬企業から最終需要者までのサプライチェーン全体の最適化を図り、医療と患者へのさらなる貢献に努めていくとのことだ。

製薬企業から最終需要者までの全体最適流通プラットフォームの確立について

■施設概要

名称:メディカル流通センター神戸
所在地:兵庫県加東市南山6-6-2
敷地面積:30,981平方メートル(9,340坪)
建築面積:15,029平方メートル(4,546坪)
延床面積:44,585平方メートル(13,487坪)
構造:鉄骨造(耐震構造)、地上3階建