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学情は、企業・団体の人事担当者を対象に「カジュアル面談」についてインターネット調査を実施し、その結果を公表した。
■キャリア採用での「カジュアル面談」実施企業が急増し半数超に
キャリア採用で「カジュアル面談を実施している」と回答した企業は52.4%で、過半数を占めた。また、「実施を検討している」と答えた企業は22.8%だった。
前年の調査と比べると、「実施している」との回答は15.7ポイント増加しており、過去1年でカジュアル面談の導入が企業間で急速に進んでいることがうかがえる。

■カジュアル面談に期待する効果は「ミスマッチの防止」が最多
「カジュアル面談」に期待する効果(複数回答)は、「ミスマッチの防止」が72.8%で最多。次いで、「志望意欲の醸成」が47.0%、「応募数を増やす」が41.4%と続いた。

■カジュアル面談で意識していることは「面接のような雰囲気にならないようにする」が最多
カジュアル面談の際に意識していること、意識しようと思っていること(複数回答)では、「面接のような雰囲気にならないようにする」が73.1%で最多。
次いで、「なるべく緊張を和らげるようにする」が64.6%、「良いところだけでなく、課題もありのまま伝えるようにする」が51.5%となった。

【調査概要】
調査期間:2025年3月24日~2025年4月16日
調査対象:企業・団体の人事担当者
有効回答数:338社
調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合がある
<参考>学情『「カジュアル面談」に関する調査』