Rodinaは、教師100名を対象に実施した働き方に関するインターネット調査の結果を発表した。

同調査によると、現在の職場が「働きやすい」と感じている教師は69%に上った一方、メンタルヘルス不調を理由に休職を考えたことがあると答えた教師は13%だったという。

「働きやすい」と答えた理由では、「労働時間が適切(53.6%)」「職場の風通しが良い(42%)」「児童・生徒との関係性が良好(40.6%)」が上位に挙がり、ワークライフバランスの取りやすさが教師の働きやすさを支えているとみられている。

一方で、負担に感じる業務については「学校運営に関わる書類作成・事務作業(38%)」が最多となり、続いて「配慮が必要な子ども・家庭への対応(34%)」「校内会議とその準備(25%)」が挙げられた。授業以外の業務の増加が教師の負担感を高めているとの見方が示されている。

また、メンタルヘルス不調によって休職を考えた経験が「ある」と答えた13%の教師にその要因を尋ねたところ、「職場の人間関係(53.8%)」「心身の不調(53.8%)」が最多であり、「児童・生徒との人間関係(38.5%)」「業務過多(38.5%)」も同程度の割合で続いた。人間関係の影響がメンタル不調の大きな要因であることがうかがえる。


【調査概要】
調査期間:2025年3月7日~12日
調査手法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:教師
サンプル数:100人
<参考>
出典:Rodina『働き方に関する調査』