ENEOSリニューアブル・エナジーは、三越伊勢丹と協業し、地域産品を活用した地域活性化事業に関する協定を締結したと発表した。

同協定に基づき、同社が全国で開発・運営する発電所の事業地における地域産品を、三越伊勢丹が運営するECサイト「MOO:D MARK by ISETAN(ムードマーク)」で展開する予定とのことだ。再生可能エネルギー事業者と三越伊勢丹が地域産品の共同開発を行うのは初めての試みとなるという。

MOO:D MARK by ISETAN

第一弾商品は、秋田県八峰町の事業者であるレンチナス奥羽伊勢が栽培・販売するブランド椎茸。同社の椎茸は、世界遺産・白神山地の水を利用し、独自の栽培方法により高品質を実現しているという。

今後、商品パッケージのリデザインや、椎茸と調味料をセットにした新商品の開発を行い、ムードマークでの取り扱いを開始する予定とのことだ。

ブランド椎茸の現行商品

また、同社の洋上風力発電所の建設予定地である秋田県の地域商社である詩の国秋田と連携し、同社が扱う秋田県内の地域産品をムードマークに展開予定。

加えて、掲載する商品の中から一部、三越伊勢丹によるリブランディングや商品パッケージデザインの刷新などを行い、地域企業と連携を深めながら地域産品の魅力向上と販路拡大に努めるとしている。