ロジザードは、社員による骨髄や末梢血幹細胞の提供活動を支援する「ドナー休暇制度」を2025年5月より導入したと発表した。

同制度は、日本骨髄バンクが推進する骨髄提供活動を支援するもので、社員がドナー登録や提供に際して必要となる面談、検査、入院などの日程に対し、最大10日間の特別有給休暇を付与するという。対象はロジザードに在籍するすべての従業員としている。
今回の取り組みは、社員からの提案をきっかけに実現したものであり、善意の行動を個人任せにせず、企業として支援する体制を整えることを目的としているという。
ロジザードは今後、移植経験者やドナーの体験談を学ぶ講演会への参加機会の提供や、働きやすさと社会貢献の両立を実現する制度の拡充を進める方針としている。同社は、「人にやさしい会社」を目指し、制度と企業文化の両面から持続可能な社会への貢献を図るとしている。