三井倉庫ホールディングスは、東京地区に所在するグループ5社の本社機能をMSH日本橋箱崎ビル(東京都中央区)に統合・移転し、新オフィスでの業務を開始したと発表した。

MSH日本橋箱崎ビル

今回の移転は、職場環境の改善や働き方改革、さらにはグループ一体化の推進を目的としたもので、三井倉庫、三井倉庫エクスプレス、三井倉庫ロジスティクス、三井倉庫サプライチェーンソリューションを含む計5社の本社機能が対象である。三井倉庫ホールディングスは、「人的資本経営の推進」をマテリアリティに掲げ、意思決定の迅速化と組織横断的な連携によるグループ経営の効率化を図るとしている。

執務エリア

新オフィスでは「交流と刺激による変革」をコンセプトに、グループ横断的なコミュニケーションを促す設計が採用された。「シームレス」「オープン」「チャンス」「アクティブ」の4つのキーワードに基づきエリア分けを行い、ABW(Activity Based Working)方式を導入。業務内容に応じて最適な場所を自由に選んで働ける環境を整備したという。

4つのキーワード

また、象徴的な共有スペースとして、社員ラウンジ「箱崎CROSS」が設置された。これは、事業会社の枠を超えた従業員間の交流と共創を促す場として活用される予定とのことだ。

箱崎CROSS

■移転概要

新本社住所:〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町19番21号 MSH日本橋箱崎ビル
本社アクセス:
・東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅 徒歩3分
・東京メトロ日比谷線・東西線「茅場町」駅 徒歩8分
・東京メトロ日比谷線・都営浅草線「人形町」駅 徒歩12分