フィル・カンパニーは、CLT(Cross-Laminated Timber)を活用した環境配慮型の「プレミアムガレージハウス」第一号物件が神奈川県小田原市に完成したと発表した。同プロジェクトは同社のサステナビリティ宣言に基づくもので、脱炭素社会や循環型社会の実現を目指した取り組みの一環であるという。

同物件では、優れた耐震性・耐火性・断熱性を備えた木質構造材CLTを主要構造材に採用。従来の鉄骨造と同等のガレージ機能を確保しながら、木の温もりが感じられる快適で開放的な住空間を実現したとしている。物件名は未定だが、「CLTプレミアムガレージハウス二宮IC」として計画され、全2戸のうち1戸はモデルルームとして運用予定とのことだ。

同物件は、小田原厚木道路「二宮IC」から約500メートルの立地に位置し、2025年4月30日に完成。入居募集は2025年7月1日から開始される予定である。