学情は、2026年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、企業セミナーの参加形式についてインターネットアンケートを実施し、その結果を公表した。

■企業セミナーは「オンライン」での参加が多いとの回答が73.5%

セミナーへの参加方法について聞いたところ、「オンライン」での参加が多いと回答した学生が51.4%、「どちらかと言えばオンライン」が22.1%と、合わせて73.5%にのぼった。

一方、「リアル」での参加が多いと回答した学生は、「どちらかと言えばリアル」を含め13.6%にとどまった。

オンラインを選択した学生からは「交通費節約のため」「時間の都合がつきやすい」「1日に複数社受けることができる」「地方在住なので」「開催地が東京だったりして自宅から遠かったため」「本命企業以外はオンラインでいい」といった声が寄せられた。

リアルを選択した学生からは、「顔を合わせた方がコミュニケーションを取りやすい」「対面の方が質問を直接聞くこともでき、企業の雰囲気を実際に体験できる」といった意見があかった。

セミナーは、オンライン・リアルのどちらで参加する機会が多いか

■参加方法を選択できる場合、「オンライン」を希望する学生が65.7%

セミナー参加方法を選択できる場合に希望する形式を聞いたところ、「オンライン」と回答した学生が42.1%、「どちらかと言えばオンライン」が23.6%で、合計65.7%となった。

一方、「リアル」を希望するとの回答は、「どちらかと言えばリアル」を含めて22.2%だった。

「オンライン」での参加を希望する学生からは、「忙しい」「交通費がかからない」「1日に複数社参加できる」「オンラインでも十分理解できる」「タイパがいい」といった声があがった。

また、「リアル」での参加を希望する学生からは、「対面の方がイベント前後の自然な交流もあって雰囲気がわかる」「その場の雰囲気を内容だけでなく、体でも感じることができると思う」などの声が寄せられた。

セミナー参加方法を、オンラインとリアルで選択できる場合、どちらを選択するか

【調査概要】
調査期間:2025年3月26日~2025年4月6日
調査機関:学情
調査対象:スカウト型就職サイト「Re就活キャンパス(※2025年3月1日より、あさがくナビからブランドリニューアル)」へのサイト来訪者
有効回答数:140件
調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合がある。

<参考>学情『企業セミナーの形式に関する調査