​ピリカは、一般社団法人F・マリノススポーツクラブおよび横須賀市と連携し、使用済み人工芝を再資源化する「SHIBA-Up」プロジェクトの一環として、公園用ベンチの制作と市内小学生への環境教育を実施したと発表した。​

使用済み人工芝をアップサイクル↓ベンチ

同取り組みでは、横須賀市内のフットサル施設から回収した人工芝を活用し、廃棄人工芝の含有量を大幅に向上させたベンチを制作。​完成したベンチは横須賀市根岸交通公園に寄贈され、利用者への環境意識の啓発に役立てられるとのことだ。​

ベンチ制作の流れ

また、3月には、海洋プラスチックごみに関する特別授業を同市内の3校で実施。​人工芝の流出問題や「SHIBA-Up」の取り組みを通じて、身近な素材が海洋ごみの原因となりうることやその対策について紹介したとしている。​

なお、同プロジェクトは、企業版ふるさと納税を活用し、粧美堂などの企業からの寄附により実施。​人工芝の回収・運搬には山一商事、再資源化・製品化にはGood Houseが協力しているという。​