トヨタアルバルク東京は、2025年秋に開業予定の「TOYOTA ARENA TOKYO」屋外テラス空間を「CIRCULAR FARM SOUTH GARDEN」と命名したと発表した。

あわせて、同エリア内に衣類回収ボックスを設置し、「服をあつめて、未来をつくる」プロジェクトを開始するとしている。同プロジェクトでは、来場者から不要となった衣類やタオルを回収し、CIRCULAR FARMの再資源化技術を用いて土壌改良材として再生するという。

プロジェクトイメージ

回収はBリーグ「アルバルク東京」のホームゲーム時のみに実施される予定とのことだ。

4月16日の衣類回収の様子

再資源化された土壌改良材は、アリーナ内の緑地で活用され、「TOYOTA ARENA TOKYO」の敷地の約40%を占める緑化空間の保全にも寄与するという。

敷地内の40%以上が緑化されている

また、チーム活動で発生するユニフォームやタオルなども同プロジェクトに提供され、選手・スタッフも資源循環の当事者として参画していくとのことだ。

「CIRCULAR FARM SOUTH GARDEN」はアリーナ3階メインゲート横にある屋外テラス空間。イベント前後の休憩や飲食のほか、イベントが行われていない日には、誰でも自由に利用できるパブリックスペースとして開放される予定だという。

「CIRCULAR FARM SOUTH GARDEN」イメージ